凛々が再縫合を済ませたあとは、食欲も十分にあって元気に回復に向かっているように見えました。
ただ、食べた以上にお腹が膨らんできたように見えたんで、再縫合後のチェックも兼ねて5月24日にドクターに診てもらいました。
オシッコとウンチの出が悪かったので、利尿薬を飲ませ一晩様子を見たんですが翌日も変化が無かったので再び病院へ。
再検査の結果「腹水がたまっているようだ。」とのことでいくつかの検査をしてもらったところ、心臓、肝臓、腎臓のいずれか又は複数の病気の可能性があるとのことでした。
結局その日から入院することになり、エコー検査、レントゲン、血液検査などをしてもらった結果、最終的には腎臓に問題があることがわかりました。
腎臓で老廃物を濾過してからオシッコとして排泄するんですが、その濾過機能に問題があって栄養分まで排泄してしまっているとのこと。
それに膀胱も小さくて、少ないオシッコを何度もすることで何とか体調を保っていたのだろうと。
これが何らかの原因で腎臓から膀胱へのルート上、またはその近辺で体内に滲み出して腹水のように溜まってしまったらしい。
入院してからの 凛々 は点滴を受けながら利尿剤も投与され、なるべく体内で腹水を再吸収させてオシッコと一緒に排泄させようという治療を行っています。
病院では3人のドクターが入れ代わり立ち代わり様子を診てくれていて、大学病院の先生やドイツ人医師もコーディネーターとして参加して治療方針を決めたりしてくれています。
入院中の凛々はストレスもあるし薬の副作用もあるんでしょう、食欲が落ちたり体温が35度まで落ちるなど、いろいろ心配な事もありました。
ここ数日は朝夕 凛々 の大好きな「イワシのオーブン焼き」をほぐして持って行くと「フガッフガッ!」と言いながら食べてくれるようになりました。
ドクターからは「安心出来る状態では無いが、腹水も減って検査数値も徐々に良くなっている。検査結果で点滴の必要が無くなったらストレスから開放させるためにも退院をさせよう。」と退院が近いことを言ってもらえました。
それに「凛々はまだ若いから回復する体力も十分持っているんで、大きく悲観的に考える必要も無いだろう。」とも言われました。
もうちょっと入院したら、退院して我が家での療養と定期的なドクターのチェックに移行出来そうです。
がんばれ!凛々!