2023年5月2日の未明に我が家の家族 サーラ が亡くなりました。
享年9歳6ヶ月、人間だと54歳〜55歳くらい。
【2022年12月20日撮影】
人間年齢50代半ばでその生涯を閉じるのはちょっと早いんじゃないのかい。
【お気に入りの場所で昼寝中 2022年11月7日撮影】
一年ほど前に体調不良を起こしたときの検査で猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)に感染していることがわかったんですが、しばらくは特別な症状も出ず普通に暮らしていました。
【2022年12月24日撮影】
今年の2月ころから以前から指摘されていた腎臓病の症状が顕著に出始め、3月に入ると腹水もたまるようになって入退院を繰り返すように。
【2022年12月6日撮影】
その後は低体温症や口内炎も発症するようになったものの、病院で点滴を打ってもらったり治療を受けては数日で体調が回復して帰宅してくれていました。
【わたしのベッドで一緒に昼寝 2020年1月2日撮影】
ドクターからは「完治しない病気だから覚悟をしておくように」と言われていて、体調が回復すれば「安心できる自宅においてあげる方がいいでしょう。体調に変化があったらすぐに連絡してね。」とも言ってもらっていたので自宅でゆっくりと好物を食べて過ごさせていました。
【2013年12月5日撮影】
サーラが我が家に来たのは2013年12月4日。【家族が2人増えたようです(^_^;: インドネシア居座り日記 2013年12月5日】
【2013年12月8日撮影】
生後1ヶ月くらいで我が家に来てからご飯をもりもり食べてどんどん大きくなっていきました。
【サムとサーラ(ネコの兄弟): インドネシア居座り日記】
【凛々(左)とケンタ(右)と一緒に 2014年1月14日撮影】
サーラはネコ見知りも人見知りもしない子で我が家のお兄ちゃん、お姉ちゃんとも仲良く過ごし、近所の人が来ても怖がる様子を見せない社交的ないい子でした。
【兄弟のサム(左)と 2014年2月11日撮影】
ブログに載せる写真をピックアップしているとサーラ一人で写っている写真より誰かと一緒の写真の方が圧倒的に多くて、いっつも誰かと一緒にいてくれる子だったんだなぁと改めて感じました。
【愛ちゃん(下)と 2014年7月17日撮影】
【愛ちゃんの子供(右)と庭で 2014年10月6日撮影】
放任主義の我が家ですがサーラは我が家ではもちろん、外に出かけてもケンカをすることはほとんど無く、次々と我が家に来た新入りの子どもたちにじゃれつかれても「はいはい」って感じで付き合ってくれてました。
【2014年4月23日撮影】
もちろん私たちが「サーラ、遊んでよ〜」と近づいても「しゃ〜ねぇ〜なぁ」ってな顔して付き合ってくれましたよ。
【2014年1月27日撮影】
いつもおとなしい良い子のサーラも時にはいたずらっ子な面も見せて、私たちのご飯のおかずを隠してあったオーブンの扉を見事に開けて怒られた事もありました。
【オーブンに隠した焼き魚を狙って! 2017年1月17日撮影】
そんなサーラも入退院を繰り返すうちに口内炎で食欲が落ちたり毛並みも徐々に悪くなって元気に動き回ることが少なくなっていきました。
【2023年3月10日撮影】
そして亡くなる前日、大好きなパウチのキャットフードを少し食べて、いつものお気に入りの場所で昼寝をする写真が最期の写真となりました。
【2023年5月1日撮影】
食も細くなってずいぶんと痩せていますが、ゆっくりと自分の足でお気に入りの場所へ歩いて行き、夜にはご飯も食べて奥さんと一緒にベッドに入って寝たそうです。
奥さんも「最期くらい私を起こしてくれれば看取れたのに・・・最期までいい子だったよ」と言っていました。
いつも最期の別れの時を迎えると思うことですが、この子のために私たちは全力で対処してあげたのか?まだやってあげることがあったんじゃないのか?という気持ちがよぎります。
それでも答えの出ない問いを自身にしながら良かれを思うことを残っている子どもたちにしてあげ続けて一緒に暮らしていくしか無いんですよね。
サーラ、私たちと家族になれて良かったよ。
今までたくさんの楽しい時間と思い出をありがとう。
治療でしんどいこともあったろうけど、これからはゆっくりと過ごしてね。
・・・安らかに。