6月中旬ごろから腰椎の湾曲が原因で後ろ足が不自由になりながらも一緒に暮らしてきた“つばさ”が昨日8月23日に亡くなりました。
来月には1歳になるというところだったのに残念です。
20日までは後肢の不自由はありながらも元気にしていました。
ところが21日の早朝3時ごろ“つばさ”の様子の異変に気が付いて起きてみると、わたしのベッドの上で横になったまま手足をバタつかせていました。
夜明けを待って病院へ連れていきレントゲンや血液検査などをしてもらいました。
所見は腰椎湾曲による神経系の障害と脳にあったウイルス性の障害による自律神経系の障害で複合的な原因によるものだとのこと。
脳の障害は腰椎を痛めたときの外傷性では無く以前からもっていたもののようで、普通のネコなら何事もなく対応できる程度の高さからの落下時にバランスを取れず腰椎を痛めた可能性が高いと。
急に立てなくなった“つばさ”は入院して治療を受けていましたが、翌日の22日に容態が急変して血圧の低下、体温の低下、食事も取れなくなって撫でたり呼びかけたりしても反応がほとんどない状態になってしまいました。
夜になって主治医と話をしたところ、治癒のための治療方法は無く自力で食事もとれない状態では点滴での栄養補給しか出来ず、数日中には呼吸器系にも問題が発生する可能性が大きく余命はわずかであろうと。
この2日間“つばさ”に付き添って様子を見ていた私には、“つばさ”にこれ以上つらい思いをさせたくないという思いもあってドクターに安楽死の処置をお願いする決断をしました。
処置の前には点滴を外してもらい“つばさ”を私の膝の上にのせて大好きだったキャットフードを鼻先に近づけてみました。
ほとんど反応の無かった“つばさ”ですが、この時は舌を出してペロペロっと2回なめてくれました。
でも“つばさ”の反応はそれだけでした。
8月23日の午前10時半、“つばさ”11ヶ月のネコ人生の灯が消えました。
昨年11月に我が家に来てからず〜っと仲良しだった3兄弟の”むさし”と”すばる”の待つ我が家へ力が抜けて動かなくなってしまった“つばさ”を連れて帰りました。
”むさし”と”すばる”にこれまでの経過を説明したんだけどわかってくれたかな?
午後には“つばさ”を火葬してくれる病院につれていきバリ・ヒンドゥー教のお供えと簡単なお祈りをしてもらって荼毘に付しました。
もっともっと私たちが“つばさ”にしてあげられることがあったかもしれません。
わずか11ヶ月の命にしてしまったことは本当に残念でなりません。
勘弁しておくれ、“つばさ”。
天国では怪我しないようにするんだよ。
短い時間だったけどホントにありがとう。
安らかに。
バリの子“つばさ”が生まれ変わって帰ってきてくれるまで残っている10人の子どもたち(ネコたち)も守っていかねば!