現在インドネシア国内ではデング熱が流行っています。
もちろんバリでも感染者がずいぶんといるというニュースも聞きました。
蚊を媒介して感染するデング熱ですから、その蚊を地域全体で一斉に駆除しようと(たぶん)バリ州政府から何の予告も無くモスキート・バスターズが朝からやって来ました。
小型のエンジンが付いたロケット・ランチャーのような大きな噴霧機で一気に薬剤を散布してくれました。
写真だけ見ると爆発現場のようですね。(^^ゞ
これだけ大量に薬剤を撒かれるとさすがに家の中には居られないので、近所の人たちもみんな外へ出てきました。
我が家の庭にも「これでもか〜っ!」と言わんばかりの薬剤を散布してくれました。
散布が終わって薬剤の煙も落ち着いて来たところで家へ入ってみると、部屋の中まできちんと薬剤が入ってきていたようで朝日がレーザービームのように見えました。
ここまで撒いてくれれば蚊はいなくなるでしょう。
でも2〜3日もすればまたどこかから湧いて出てくるのは仕方ないところです。
蚊を完全に駆除(排除)するにはシンガポールのように「たまり水一切禁止!」というルールで植木鉢の皿の水も許さないようなチェック体制と罰金でもかけないとダメでしょう。
それにしても薬剤の匂いさえ無ければ木漏れ日の中にいるような幻想的な雰囲気なんですけど、匂いが結構キツイんですよ。
今夜は試しに電気蚊取り器を使わずに寝てみようと思います。(でも明日からは使います!)