何を今更!と言われそうな話ですが、近所の家を見ても実は換気扇が付いているところはほとんどありません。
3年半も住んでいる我が家にも、引っ越す前に住んでいたクタの借家にも、もちろん換気扇などついていませんでした。
現在の家に引っ越してきた時に換気扇を付けようかとも考えたんですが、需要が少ないらしく電気屋さんを見ても置いてなかったり、業務用がメインで手頃なサイズや値段のものが無くてあきらめていました。
仕方が無いので我が家では窓と反対側の壁に扇風機を取り付けて、なんとな〜く換気してるかなぁ〜という程度の方法をとっていました。(^_^;
まぁこれしか方法が無いと思っていれば大した不満も無く生活ができていたんですよね〜。
ところが先日、私の書斎兼物置部屋の扇風機が壊れてしまい買い直さないとならないことになりました。
ここで思いついたのは、台所用の換気扇を探して扇風機と同じくらいの値段なら台所の扇風機を使い回せばいいじゃん!ってことでした。
近くにあるちょっと大きめの電気屋さんに行ってみるとちょうどいいサイズの換気扇の在庫は無かったものの、35万ルピア前後で買えるらしいということがわかりました。
そしてデンパサール市内にある大きな建築資材専門店へ行って探してみたら、ファンの直径が25cmのタイプの在庫があり、値段も Rp.342,000.(3,230円くらい)だったので購入して設置してみました。
木製の窓枠の高さが28cm、換気扇のシャッター部分の高さが29cmだったので、近所の建築資材屋さんでノミを Rp.30,000.(285円くらい)で買って来てガシガシと削り落としました。
南国の木の特性なのか、日本の木材のように繊維が一定方向に揃っておらず、たった1cm削るだけなのに結構しんどい作業でした。(>_<)
それでも2日間がかりの作業でなんとか削り終わり換気扇の設置が完了したという次第です。
設置後の台所は強風の扇風機の音が無くなってかなり静かになり、調理中にこもっていた熱もかなり排気できているようでなかなか快適な環境になったような気がします。
ただ換気扇を付けたぶん外光が入るスペースが少なくなったので、ちょっと暗く感じる時間帯があるんですが、まぁこの程度は我慢できる範囲でしょう。
今回の改修はデメリットもありますが全体的に見ればメリットの方が大きいじゃないかと満足しています。
しかし、インドネシアに来てからは大工仕事ばっかりやってるなぁ。(^^ゞ