これも弟が滞在中の話です。
サーフガイドとして弟に付き合ってくれたサーフショップのワヤン君とクトゥット君が「これ飲んで〜!」とアラック(ARAK ヤシの蒸留酒)を持ってきてくれました。
右側の透明な液体がアラックです。
アクア(飲料水)のボトルに入っているアラック・・・怪しい・・・(^_^;
バリ島だけでは無くジャワでもスマトラでもヌサテンガラ諸島でも、インドネシア中どこにでもあるいわゆる密造酒のたぐいです。
もちろんインドネシア国家が課税している酒税も収めていないものでしょう。
まぁインドネシアではよくある話、よく見るお酒でもあるし、これまで何度も飲んだことがあるんで「さてさて、中身はどんな味じゃろな?」とストレートで飲んでみました。
飲んでビックリ!香りもいいし味もスッキリしていて実に美味いっ!(^_^)v
インドネシアではバリ島以外のイスラム圏でも時々メタノールなど工業用アルコールを混ぜた怪しいものを飲んで入院したとか、まれに死亡した!なんてニュースが流れたりします。
なので、このような「怪しいアルコール飲料」(?)を飲むときは、まずストレートでちょっとだけ味見をして変な味や匂いが無いかチェックしてから飲むことが基本だと思ってます。
そんな疑り深い私ですがホント久しぶりに優秀な「怪しいアラック」に出会えました。\(^o^)/
翌日になって、毎朝ジャムー(インドネシアの伝統的な生薬)をバイクで売りに来るお兄ちゃんから、ジャムーの基本となる黄色い液体(上の写真の左側のボトル。ウコンが主体でその他は企業秘密?)のボトルを Rp.8,000.(80円弱くらい)で買って、夜にアラックのジャムー割りを楽しみました。
ほんのり甘苦いジャムーと怪しくも美味しいアラックの香りの組み合わせは実に美味しいものでした。
以前、焼酎のジャムー割りを試してみてこれも美味しかったのですが、アラックのジャムー割りというバリ島最強連合カクテル(?)に軍配をあげることにしましょう。
このアラック、持ってきてくれたワヤン君に「すごく美味しかった!どこで売ってるの?」と聞くと「看板も出してないし、知らない人が行ったら警戒して売ってくれないかも。」とのこと。(これまた怪しい・・・)
ということなので、1.5Lのアクアのボトルに入ったアラックが欲しいときにはワヤン君に頼んで買ってもらうことにしました。
ちなみに値段は1本 Rp.50,000.(490円くらい)とのことなので、デリバリーも含めて Rp.60,000.で買うことに。
これでこれから我が家の酒代が節約できる・・・かな?(^^ゞ
ビニール袋入りって、保管しづらそうですねぇ。
それとも飲みきりっ!って事でしょうか?(^_^;
飲みきりだと、高知のべく盃(穴が開いてるおちょこ)のように飲むのかと想像しちゃいます。