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2014年10月02日

近所のおじいちゃんが亡くなりました

大家さんの敷地に一緒に住んでいるおじいちゃんが今日の15時30分ごろに亡くなりました。

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81歳だったそうで、こちらでは大往生と言える年齢です。

私たちが引っ越してきた時から3年余り、突然地元の人間しか住んでいない場所に外国人の私たちがやってきたというのに、いつも会う度に笑顔で言葉をかけてくれた優しいおじいちゃんです。

ここ数ヶ月間は日本でいう痴呆の症状が出ていたのですが、それでも私たちの顔を見るといつもの笑顔で手を上げて挨拶してくれていました。

1週間ほど前から寝たきりになってしまい、昨日からは食事が摂れなくなっていたそうです。

最期は自宅で家族に囲まれて迎えられたとのことですから、おじいちゃんも幸せだったんじゃないでしょうか。

お隣さんから訃報を聞いてすぐ、おじいちゃんの所に行きおじいちゃんに会わせてもらってお別れの挨拶をしてきました。

おじいちゃんの家に行ったのは亡くなってから1時間半ほど経った夕方5時頃だったんですが、すでに親族などが30人ほど集まっていて明日からのウパチャラ(宗教儀礼)の話をしていました。

輪廻転生の考えを持っているバリ・ヒンドゥー教では、日本のような重苦しい雰囲気は無くて泣いている人もいません。

さすがにおばあちゃんは悲しそうな顔をしていましたが、それでも涙は無く私たちにも笑顔で「わざわざ来てくれてありがとうね。」と言ってくれました。

外国人である私たちから集まっている人たち見ると、「亡くなってしまった。」というより「出かけちゃったねぇ。そのうち帰ってくるから待ってようね。」という雰囲気を感じました。

日本の六曜のように日を選んだんでしょうが、葬儀のウパチャラは10月6日に決まったようです。

明日からは葬儀に向けて様々で細々とした準備や儀式があるそうですが、当然異教徒の私たちはお手伝いすることができません。

なので、以前に撮ったおじいちゃんの写真を葬儀のウパチャラ用に大きく引き伸ばしてプリントしてお供えさせてもらえるよう申し出てきました。

おじいちゃん、今までいろいろと楽しい思い出をありがとうございました。

いつか再び、ここバリ島で会いましょう。

 

posted by たかお at 21:49 | ひらめきコメントを書くひらめき Comment(4) | 日記
この記事へのコメント
私も最近、母親をガンで亡くしました。
亡骸 魂の抜けた体見て ここには居てないなぁっと感じて 不思議と悲しくなかったんです。

輪廻転生・・・私も信じてます(´∀`)
Posted by カナ at 2014年10月03日 19:43
命がある以上、いつかは亡くなるのは分かっていても人の死を経験するのは悲しいものです。
81歳といえば、インドネシアでは凄く長く生きられた方ではないでしょうか?
バリ島でも日本軍の占領時代があったそうですが、お爺さんの方は経験されているのではないでしょうか。日本や日本軍、その当時のことについて、何か聞かれたことはないのでしょうか?
Posted by R-RY at 2014年10月04日 21:35
カナさん、こんにちは。
死生観と言うと大げさですが、こちらでの生活でいろいろ考えさせられることが多いです。
一番印象に残ってるのは「悲しみすぎると死んだ人が天に行けないよ。」と言われた事です。
心の根っこの部分に根ざした考え方がそれぞれあるので、勉強させられる気分です。
Posted by たかお at 2014年10月05日 07:59
R-RYさん、こんにちは。
年齢的にはおじいちゃんが子供の頃に体験されていると思いますが、戦争体験については話をしたことがありません。
それ以前に自分自身が近代史の知識が欠けていますから。
Posted by たかお at 2014年10月05日 08:02
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