新型コロナウイルスのオミクロン株の勢いも少しづつ鈍化してきているようで、インドネシアでも一時新規感染者数が6万人/日を超えていましたが現在は3万人/日を切るレベルまでになってきています。
2月からはガルーダ・インドネシア航空が成田→デンパサール便を週1便だけとはいえ再開しています。(デンパサール→成田は運航せず)
ガルーダ・インドネシア航空、東京/成田〜デンパサール線の運航再開 週1便で:TRAICY(トライシー)

インドネシアへの入国規制も到着後の隔離措置が24時間にまで軽減され、ハードルが低くなりつつあります。
在インドネシア日本国大使館からのメール(2022/3/8) 抜粋
インドネシア政府による入国規制の変更(政府通達の発出)
●3月8日、インドネシア政府は外国人の入国規制を一部変更する通達を発出しました。
●2回以上ワクチンを接種している場合、入国後の隔離期間が1×24時間に短縮されました。
1.インドネシア政府の新型コロナウイルス対策ユニットは、3月8日付け通達(第12号)を発出し、外国人の入国に係る規制を一部変更する措置を発表しました。この措置は、同8日から適用され、追って定められる期限まで有効とされています。
2.同通達による従来の規制からの主な変更点は以下のとおりです。
(1)2回以上ワクチンを接種している場合、入国後の政府指定ホテルでの隔離期間が1×24時間に短縮され、入国後3日目に自主的・自費でPCR検査を受けることが求められる。なお、健康上の理由によりワクチン接種未了の場合、隔離期間は7×24時間で変更はない。また、保護者が同伴する18歳未満の子どもについては、子どものワクチン接種の回数に関わらず、同伴する親・保護者の隔離期間に合わせて隔離される。
(2)入国後14日間は、症状の有無について自主的に健康観察を行うことが推奨される。
そんな中バリ州政府は実験的な措置ではありますが3回目のワクチン接種が完了していることを条件に到着後の隔離無しで観光客の受け入れを再開したようです。
バリ島、実験的に隔離なしで観光客受け入れへ:Time Out Tokyo Editors
記事の一部抜粋
インドネシアのバリ州政府は2022年3月5日、バリ島に観光目的で来島する外国人渡航者に対して、3月7日から隔離なしでの入国を実験的に認めると発表した。
新潟日報によると、対象となるのは日本、韓国、アメリカなど23カ国。新型コロナウイルス感染症のワクチンを3回接種していることや、滞在ホテルの最低4日分の事前支払い、出入国時のPCR検査などが条件だ。
まだまだ実験段階で、隔離無しとはいえバブル方式に指定されたホテルに4日間滞在という柔らかい隔離措置(?)のようなので、コロナ以前のように自由気ままな旅ができる状況では無さそうではあります。
ワクチン2回接種で隔離3日 バリでは隔離なし入国を実施 - NNA ASIA・インドネシア・社会・事件
現実的には日本からの出発時に搭乗前48時間以内のPCR検査と英文の検査証明書、バリ島到着時のPCR検査、入国後3日目に滞在ホテルでのPCR検査、日本へ帰国するため搭乗前72時間以内のPCR検査と証明書、日本入国時のPCR検査、入国後7日間の自宅待機と超えるべきハードルは数多くあって「ちょいとバリ島へ!」とはいかなそうです。
それでもハードルが下がってきつつあるのは事実なので時間はかかりそうですがインドネシア旅行、バリ島旅行の再開が近づいているのかもしれません。
一日でも早くこの騒ぎが収束して気軽な海外旅行ができる日が来ることを祈るばかりです。