昨日の朝、ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港を経由してマスクを付けたガルーダ・インドネシア航空のB777で無事に羽田空港に到着しました。
デンパサール〜ジャカルタ間の飛行機には50人を超える乗客が乗っていたんですが、このジャカルタ〜羽田間のフライトにはなんと乗客が11人しか搭乗していませんでした。
これじゃ乗客数より機内のクルーの人数のほうが多いでしょ!
羽田に着陸したあとは新型コロナウイルスの検疫コースに向かいましたが、これがまた面倒くさい!
機内で書かせた3枚(だったかな?)の書類を見せたりチェックしたり受け取ったりと、5ヶ所くらいのカウンターを渡り歩いてようやくPCR検査のブースへ。
唾液を使ったPCR検査を済ませると結果が出るまで待機場所で待たされます。
検疫所のサイトでは検査結果がわかるまで2〜3時間かかるとありましたが、実際は着陸からPCR検査まで30分くらい、PCR検査結果が出るまでの待機時間は40分ほど、トータル1時間10分ほどですみました。
無事に陰性の結果が出て入国審査に向かいましたが、検疫所のチェックは厳しくないな!と感じました。
以前は自力で移動手段を確保してると言っても迎えの車に乗り込むまで検疫官がチェックしてるなんてこともあったようですが、今はそんなことまではしていないようです。
14日間は外出するな!とか公共交通機関を使うな!とかも検疫官から言われずに出てこれましたからね。
もちろん提出した書類には14日間の待機、公共交通機関の不使用、スマホの位置情報を常時ON、などが書かれていて、ちゃんと守りますという誓約書に「一応」サインはしたんですけどね。
こうして最大の難関をクリアしたところで入国審査も通過して、すでにターンテーブルから降ろされていたスーツケースをピックアップしてから税関のカウンターへと向かいました。
いつものように柔らかな笑みを浮かべてパスポートを差し出すと税関検査のおじさんが「その青い肩掛けバッグだけ見せてくれますか?」と意表をついた言葉を発しました。
えっ!いつもノーチェックで通してくれてたじゃん!と思いながらも動揺をさとられないように笑顔のまま愛用しすぎて薄汚れたメッセンジャーバッグをカウンターの上に。
動揺の原因はスーツケースの中に4カートン、黒いリュックの中にも4カートン、メッセンジャーバッグの中には1カートン、合計9カートンものタバコを忍ばせていたからなんです。
メッセンジャーバッグからタバコが出てくれば「他にも無い?全部見せてもらおうかな。」と言われる可能性大!
そうなると紙巻たばこ400本の免税範囲を超えた部分=1,280本(12本入りとか16本入りもあるんで)に14円/本が課税されてしまう!
これでは1,280本×14円=17,920円も税金を払わなければならない羽目になってしまいます。
動揺を隠しながら税関検査員の動きを見ていたらメッセンジャーバッグを開けて中を右手でチョコチョコっといじっただけで「はい、ありがとうございました。」と開放してくれました。
ふぅ〜・・・
これで今回も無事に免税範囲を大幅に超えた9カートンものタバコを何事もなく持ち込むことができました。
その後は無理やり迎えに来てもらった弟の車で自宅まで帰りましたとさ。
PCR検査も陰性だったし、隠し持ってきたタバコも持ち込めたし、めでたしめでたし。