インドネシアでは今年(2018年)2月から携帯のSIMカードに身分登録が義務付けられています。
私自身は昨年12月にTELKOMSELの事務所で登録手続きを済ませました。

今回、弟がバリ島に遊びに来たので滞在中の連絡用に現地のSIMカードを買ってみたところ、街中の携帯屋さんでは通話用SIMの入手ができませんでした。
外国人旅行者の場合はパスポートでの登録となるので携帯会社のオフィスに行かないと出来ないそうです。
身分登録無しで使えるのインターネットだけ!とのことなので「1週間滞在するだけなんだけど一番安いのはどれ?」と聞くと、携帯屋さんのお兄ちゃんが出してくれたのは電話とデータ通信のセットになっているTELKOMSELのSIMカードでした。
このSIMカードは有効期間が10日間と短いので安いとのことで、値段は1枚 Rp.100,000.(795円くらい)でした。
パッケージにデカデカと「30GB」とシールが貼られていますが、3Gまたは4Gネットワークで使えるデータ容量が2GB、4Gネットワークで使えるデータ容量が5GBで、利用時間の制限なく使えるのはここまで。
MDSで13GBとなっているのは0時から7時までの深夜時間帯のみで使えるデータ容量で、VISEOMAXの10GBというのはTELKOMSEL独自の動画・音楽サイトだけで使えるデータ容量のようです。
短期の滞在ならこのカードでwhatsappやlineの無料通話が使えるでしょうし、4Gスマホなら時間帯を気にしないで7GB使えるので十分じゃないですかね。
パッケージの中に入ってるSIMカードは切り取り方によって標準SIMでもマイクロSIMでもナノSIMでも使えます。
また、ネットだけを使うのであれば使う前の登録作業も不要です。
今の世の中、ネットが使えれば大概の用事は足りてしまうんで、どうしても通話が必要!って人も少ないでしょう。
短期滞在でも通話が必要な場合は携帯通信会社のオフィスに出向いて登録作業をしてもらわないとダメなんでしょうね。
通話が出来るSIMカードを手に入れるのは面倒ですが、ネットだけならとりあえず街の携帯屋さんでも大丈夫ですよ!という情報でした。