昨夜無事に日本からバリ宅へ帰宅しました。
日本滞在中に連絡があったんですが、5月24日に美穏が亡くなりました。
我が家へ来てから約1年3ヶ月、たぶん生まれてから1年半くらいのちょっと短い人生(猫生)でした。
昨夜日本から帰ってきてお骨になった美穏に「ただいま〜!」と言ってみましたが、生きてる時と同じようになにも答えてくれませんでした。
我が家へ来た時はドブ泥まみれで、そのドブ臭さを取るために毎日マンディ(水浴び)をしても匂いがなくなるまで1週間もかかっちゃいました。
それでも毎日元気にご飯を食べてお兄ちゃんお姉ちゃんたちとも遊んで、日に日に少しづつ大きくなってくれました。
成長するに連れて美穏が他の子たちと違うなぁ〜と気が付きました。
頻繁にひきつけを起こしたり、トイレを覚えなかったり、歩く時のバランスが悪かったり・・・
ドクターからは外傷性の脳障害では?と言われたりもしましたが、既に家族の一員となっている美穏は私たちにとってかわいい娘でした。
他の子たちに比べれば心配することも多かったし大変なこともいろいろとありました。
でも今まで乗り越えられなかった10cmの段差を普通に歩いていけるようになったり、ご飯もお皿からこぼさずにきれいに食べられるようになったり、たくさん成長の姿を見せてくれて私たちにたくさんの笑顔を与えてくれました。
奥さんが言うには美穏の最後の2日間は、子どもたちも心配そうに様子を見に来てくれていたようです。
美穏は私たちにいろいろなことを教えてくれ、笑顔を与えてくれ、楽しい時間を一緒に過ごすことが出来ました。
今まで美穏は私たちにわからない苦労や苦痛を味わっていたのかもしれません。
いや、きっとつらい時期のほうがたくさんあったんでしょう。
そんな美穏を全部受け止めてあげられなかったことは素直にあやまります。ごめんね。
わたしたちは美穏と一緒に過ごせた時間を絶対に忘れません。
だから美穏も私たちと一緒にいた時間を忘れないでね。
美穏、またどこかで会おう。
その時までちゃんと私たちのことを覚えていてよ!
そしてまたゆっくりといろんな話をしよう。
これまでありがとう美穏。
安らかに。